製品用途
1. 循環水システムへの応用
循環水システムは、機器の冷却や熱交換といった重要な役割を担っています。流れが途絶えると、過熱により機器が損傷する可能性があります。電子式防爆型流量スイッチは通常、循環水配管に設置され、熱拡散や電磁誘導などの原理に基づいて水の流れを監視します。循環水が正常に流れている場合、媒体は流量スイッチの検出素子の熱を運び去るか、特定の電磁信号を生成します。流れが途絶えると、検出素子の熱が変化したり、電磁信号が異常になったりした場合、流量スイッチは速やかに反応し、スイッチ信号を出力します。この信号は制御システムに送信され、警報装置を作動させ、オペレーターに迅速な対応を促します。同時に、ポンプなどの機器の動作を停止させることで、空焚きによる機器の損傷を防ぎ、循環水システム全体の安定運転を確保します。
2. 切削油システムへの応用
機械加工において、切削液は切削工具の冷却、加工物表面の潤滑、切りくずの除去といった役割を果たします。切削液の流れが止まると、工具は過熱により急激に摩耗し、加工精度や製品品質に悪影響を及ぼします。電子式防爆型流量スイッチは切削液配管に設置され、切削液の流れの状態をリアルタイムで監視します。可燃性・爆発性ガスの危険性がある加工工場のような環境において、その防爆特性は装置の安全な動作を保証します。切削液の流量が設定値より低くなると、配管の詰まりやポンプの故障など、流れが途絶える事態が発生している可能性を示します。流量スイッチは直ちに信号を送信します。一方では、工作機械の加工動作を停止し、切削液不足による加工物の廃棄や工具の損傷を防ぎます。他方では、待機ポンプを作動させるか、警報を発することで、切削液の供給を継続させ、加工・生産の正常な動作を維持します。
3. 潤滑油システムへの応用
潤滑油は、機械設備の潤滑、摩擦低減、防錆において極めて重要な役割を果たします。油圧システムにおいては、潤滑油の安定した流れが機器の正常な動作を保証する鍵となります。潤滑油システムに設置された電子式防爆型流量スイッチは、潤滑油の流量変化を検知することで、流れの途絶を判定します。例えば、大型機械設備の油圧伝動システムにおいて、潤滑油の流量が不足すると、流量スイッチは速やかに制御システムに信号をフィードバックします。制御システムは、あらかじめ設定されたプログラムに基づき、まず補助潤滑装置の作動を試みます。それでも正常な流量を回復できない場合は、潤滑不足による機械部品の過度の摩耗や詰まりを防ぎ、重大な機器故障や安全事故を回避するため、直ちに機器の動作を停止し、機器の耐用年数を効果的に延ばします。
4. ポンプのアイドリング防止
ポンプがアイドリング状態になると、媒体からの潤滑と冷却が不足するため、ポンプ本体の摩耗、シール部の損傷、モーターの過熱などの問題が発生する可能性が非常に高くなります。電子防爆型流量スイッチは、ポンプの入口と出口の流量をリアルタイムで監視できます。ポンプがアイドリング状態、つまり媒体が流れていない状態になると、流量スイッチは異常な流量信号を検知し、迅速に制御信号を出力します。この信号により、ポンプへの電源供給が速やかに遮断され、運転が停止し、アイドリングによる損傷を防ぎます。これにより、ポンプを確実に保護し、機器の運転の安全性と信頼性を向上させ、メンテナンスコストとダウンタイムを削減します。
技術仕様
範囲を設定 | 1…150cm/s(水)、3…300cm/s(油)、20…2000cm/s(空気) |
信号出力 | PNP、NPNリレー、ノーマルオープン+ノーマルクローズ(SPDT) |
電源 | 24V±20%DCまたは230V±15%AC |
接続電流 | 最大400mA(PNPまたはNPNタイプ)、最大4A(リレータイプ) |
無負荷電流 | 最大80mA |
流量表示 | LED列(8個) |
設定方法 | ポテンショメータの設定 |
耐圧範囲 | 100バール |
温度勾配 | 4℃/秒 |
応答時間 | 1~13秒、標準値は2秒 |
初期化時間 | 8秒 |
電気保護 | 逆相保護、短絡保護、過負荷保護 |
保護等級 | IP67 |
中温 | -20~80℃ |
周囲温度 | -20~80℃ |
保管温度 | -20~100℃ |
配線方法 | 防爆ジョイント、ケーブルファスナー |
材料 | プローブ:ステンレス鋼 |
| シェル:鋳造アルミニウム |
防爆等級 | Ex ll CT6 |




